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「革命的」と話題の手洗い付き男子トイレ 普及には意外な壁も

      2016/10/27

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SNS上で、ある男子トイレが「革命的だ」と話題になっている。小便器と手洗い場が一体化した男子トイレ、その名も「手洗器一体型小便器」。先月、Twitterにその男子トイレの写真が投稿されると、「画期的」「ありそうでなかった発明」と、絶賛の嵐が巻き起こった。しかし開発者に取材すると、「革命的なトイレ」の普及には、意外な壁があることも分かってきた。

2012年に実用化していた

「手洗器一体型小便器」は、西日本高速道路(NEXCO西日本、大阪市)とTOTO(北九州市)による共同開発によって2012年11月に実用化された商品。手洗い水を便器の洗浄に再利用する節水機能が評価され、2013年に開催された「第10回エコプロダクツ大賞」では、エコサービス部門の優秀賞を受賞している。

なぜ、このトイレを開発したのか。NEXCO西日本の広報担当者は「開発担当者がトイレに入ったとき、『男性用小便器でも、洋式トイレのような仕組みで手洗い場と一体化させることができないか?』と考えたことがきっかけ」だったと話す。

実は構想は半世紀以上前からあった

実はこの構想自体は新しいものではなく、TOTOには半世紀以上前から「手洗器一体型便所」の構想があったのだという。TOTOの担当者は、開発経緯をこう語る。

「手洗い器と小便器が同じ場所にあれば便利だという声は古くからあり、1953年に(「洗器付小便器」という名前で)設計された図面が残っています。その当時実用化には至らなかったのですが、2012年1月にNEXCO西日本様からお声がけをいただいたことで、このアイデアが実現しました」

このトイレの利点は、「節水」と「省スペース」にあるという。NEXCO西日本は「通常の施設に比べ、エコトイレサービスを利用したトイレでは最大で約15%節水を行うことができます。さらに手洗いの機能がついていることで、小便器を利用した方の手洗いスペースが不要になるという利点があります」と説明する。

「革命的トイレ」はなぜ全国で4カ所しかないのか?

構想から59年の時間を経て実現した手洗器一体型小便器。これだけ画期的な商品であれば全国に普及していてもよさそうなものだが、このトイレが実際に置かれているのは、NEXCO西日本のサービスエリア4カ所(大分自動車道の山田SA、名神高速の大津SA、中国自動車道の美東SA、九州自動車道の広川SA)のみ。NEXCO西日本は今後さらなる導入も考えているというが、なぜこのトイレは、全国に普及していないのだろうか。

TOTOの担当者は、普及への課題をこう指摘する。「エコトイレサービスの手洗い場は高い位置にあり、お子様が問題なく利用できるかというと、そうではありません。加えて手洗い場がセットになっていることにより、ひとつの便器あたりの滞在時間が延びるという課題があります」

不特定多数が利用する公衆トイレでは、すべての人にとって利用しやすい環境が求められる。子どもの利用や、混雑時での利用などを考えると、全国のトイレを「手洗器一体型小便器」に単純に置き換えていくわけにはいかないようだ。

「設置にはある種のノウハウが必要」

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「手洗いスペースに関しても、このトイレの導入ですぐに不要にはならないという課題があります。男性の場合は大便器を利用される方も別におられますから、その方のために手洗い場が必要になります。『手洗器一体型小便器』と一般の小便器の設置比率、手洗い場の設置とのバランスなど、既存の施設と適切に組み合わせなければならず、設置にはある種のノウハウが必要になるのです」

革命的なデザインのトイレが全国に普及しない理由には、あらゆる人にとって快適なトイレ空間を提供するための、知らざれる苦悩があるようだ。

Yahoo!ニュース引用
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6203907

案外潔癖症な自分的にはコレいいよ!
普及して欲しいな。
痰壺もしくはゴミ箱になっちゃいそうですが。。。

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