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<リオ五輪>本日深夜準々決勝 女子バレー、日本が米国を倒す4つの条件

      2016/09/30

josivali

2勝4敗でグループリーグをなんとか突破した女子バレーの日本代表が、日本時間の日付を超えた17日午前2時から準々決勝で、強豪のアメリカと対戦する。アメリカはグループリーグBを無敗で1位通過しており、開催国ブラジルと共に優勝候補に挙げられているチーム。五輪は2大会連続銀メダルで悲願の初優勝を虎視眈々と狙っている。日本は過去に2010年の世界選手権の3位決定戦や2011年のワールドカップでアメリカを破った実績はあるが、“前哨戦”となった6月のワールドグランプリではセットカウント0-3で完敗した。

 ロシアのプロリーグでプレーしていて欧州で大会MVPも獲得しているジョーダン・ラーソン、1m93cmの高さがあるキンバリー・ヒルの両ウイングスパイカーは強烈な破壊力を持ち、ミドルブロッカーの高さ、攻撃力、ブロック力も抜群。フォルケ・アキンラデウォは、最高到達点3m31cmを誇る。アメリカは、攻撃力だけでなく、相手のトスの動きを見て反応するリードブロックが優れていて、中央に選手が集まってから対応するバンチリードと呼ばれるブロックで攻撃を封じ込んでくる。
 
 しかも、オポジットのケリー・マーフィーは、日本の上尾メディックスで荒木絵里香と昨季まで共にプレーしていて日本バレーを熟知しているから厄介だ。勝てば金星。準決勝に進めば2大会連続のメダル獲得に王手をかけることになるが、果たして日本にアメリカを倒す可能性はあるのだろうか。

 元アテネ五輪代表の大山加奈さんは「厳しい戦いになることは間違いありません。でも、向かっていくチームの方がプレッシャーはないと思います。逆に勝って当たり前のアメリカは戦いにくいので心理面では日本にアドバンテージがあります。開き直ることができれば可能性はあります」とした上で、アメリカに勝つための条件を4つピックアップした。

  1.キンバリー・ヒルへの集中攻撃
 2.ミドル攻撃、バックアタックの活用
 3.木村沙織の復調
 4..連続失点をせず2点差までで粘り続ける
 

「アメリカは、ミドル攻撃を多く織り交ぜてきて、サイド攻撃も速いのですが、サーブをヒル選手に集中させて潰すことでしょう。ここまで日本の石井選手は膝をつくようなレセプションを強いられ一歩攻撃への動きを遅らされていますが、同じようにヒル選手の前後を揺さぶり、膝をつくようなレセプションをさせたいですね。アルゼンチン戦では、ほとんどの選手がエースを決めるなど、サーブが良くなってきています。全員でサーブで崩して、相手にミドルを打たせない形をできるだけ多く作ることです。そこで、ヒル選手しか打てない状況を作ってしまえば日本のディフェンスも絞りやすくなります」

 キンバリー・ヒルは、直近のワールドグランプリでベストアウトサイドヒッター賞を獲得してリオ五輪に乗り込み、グループリーグでもその調子を維持しているが、サーブで徹底的に狙えば、そこが綻びになる可能性があるという。

「今大会を通じて日本のミドル攻撃が少なすぎます。アメリカは、バンチリードというトスの動きを見てブロックをしてくるシステムを徹底していますが、真ん中の攻撃がある、ないでは、ほんの少しブロッカーのスタートも変わってきます。リードブロックを崩すには、トスを伸ばしてストレートを打てるようにすることと、真ん中の攻撃を使うことが必須です。それとバックアタックも少ないので使いたいですね。バックアタックに関しては、正直に真ん中から打つだけではなく、レフトとセンターの間とか、ちょっとずらしたポジションから打たせるなどアメリカのディフェンスを混乱させる工夫も必要かもしれません」

 今大会では、セッターには宮下遥、田代佳奈美を併用しているが、荒木絵里香、島村春世を使ったミドル攻撃が少ない。パワー勝負で太刀打ちできない日本はスピードと攻撃の多彩さと精密さを追及しなければ突破口は開けないのだ。ベンチからの指示があってもいいだろう。

「グループリーグ戦では連続失点が目立ちました。レセプションでやられるケースが多いのですが、初出場の選手が多いので、五輪独特のムードに飲まれプレッシャーから動きが堅いのです。本来、やるべきバレーができていません。しかし、アメリカに勝つためには点差をつけられないことが重要で、2点差くらいで粘り続ければ必ずワンチャンスがあります。ジリジリと追いつめられると相手に焦りが生まれミスを誘うことにもつながります。
 また逆に日本は得点チャンスを確実にモノにしていかねばなりません。ここまでの戦いを見ていると、絶対に得点にしなくてはならないダイレクトボールやチャンスボールを点数にできていないため、そこでリズムに乗れていないのです。ラリーでつなぎ、木村沙織選手が決める場面で、トスが上がってこないようなチグハグさも目につきました。木村選手の状態が良くないからかもしれませんが、そうなると木村選手の立場は、けっこうつらいものがあり、そこでトスを上げて決めていかないと復調はできません。木村選手の復調はアメリカ戦を倒すための絶対条件でしょう」

 今大会、木村沙織のパフォーマンスが上がってこない。韓国戦では、試合途中に足を吊るようなアクシデントまであった。大山さんはその理由を、「初出場でかたくなっている石井選手、佐藤選手の守備の不安をカバーするため、木村選手の守備の負担が大きくなっていて、スパイク動作が遅れ、攻撃面で悪影響が出ています」と見ている。

 おそらく今大会で代表からは退く可能性の高い主将の木村沙織が復調しなければ、アメリカ相手にジャイアントキリングは起こせない。
 アテネ五輪では共に出場。その木村沙織のバレーボール人生をずっと見てきた大山さんだからこそ、一層、思い入れが強くなる。

「粘り強いブロックフォローで、どれだけスパイカーの力を引き出せるかもポイントになるでしょう。ここまでディグ力はあるのですが、ブロックフォローは悪いのです。スパイカーもフォローして欲しいボールが落ちるため、きついコースを狙って打ちにいき、アウトになるという悪循環がおきています。木村沙織選手も、荒木選手も、もっともっと打てるのです。チームへの合流が遅かったこともあり“若い選手にプレッシャーをかけたくない”と言っていた荒木選手にしても“私に上げて”と主張していいでしょう。コート内で互いに遠慮することなく、スタッフも含めてチームがひとつにまとまらねば、アメリカには勝てません」

 2大会連続メダル獲得を目標に掲げてリオ五輪に乗り込んできた日本代表。真鍋監督は「化学反応を起こしたい」と語っていたが、その化学反応を起こすのは、このアメリカ戦しかない。

Yahoo!ニュース引用
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6211308

後がなくなりつつある女子バレー。
一矢報いて欲しいものです。
サオリン、がんばれー!!!

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