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「ピコ太郎」が世界でこんなにも売れた理由

      2016/10/26

piko

いま日本発の「PPAP」が世界を席巻している。その主役はシンガーソングライターのピコ太郎だ。
「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」という謎のフレーズを繰り返しながらリズミカルに踊る動画が、インターネットを通じてじわじわと世界中に拡散。

ジャスティン・ビーバーがお気に入りの動画として紹介したことから、その人気は爆発的に広がっていった。世界各国で「PPAP」の歌マネやカバーをする人が続出。

 動画サイトには無数の動画がアップされている。米国の音楽チャート誌『ビルボード』の10月19日付シングルランキングでは77位にランクインした。

■世界的な大ブレークを果たした理由

 日本でもほとんど無名に等しい存在だったピコ太郎が、なぜ世界的な大ブレークを果たしたのか?  マスコミでこのニュースが取り上げられる際には、仮説としてさまざまな理由が挙げられているが、実際のところはよくわからない。もちろん、しばしば言われるように「思わず真似したくなるキャッチーな歌と振り付け」が成功の大きな要因であることは間違いないだろう。

 ただ、日本のタレントが作ったものが、こうして短い期間で大々的に海外に広まる、というのは今までに例のない特殊なケースである。空前絶後の「ピコ太郎」フィーバーを取り上げるマスコミ側としても、初めてのことだからどう扱っていいかわからない、というのが正直なところではないだろうか。
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ピコ太郎の正体とは?

 ピコ太郎の正体と噂されているのは、お笑い芸人の古坂大魔王である。日本の芸人のネタが世界で認められた、という意味でもこれは初めてのことだ。これまでにも、数多くの芸人が海を渡り、海外で自分の芸が通用するのか挑戦してきた。その中には、テレビの企画物もあれば、単発のライブもあるし、本人が海外に移住してしまうパターンもある。

 たとえば、「間違いない」という決めフレーズで有名な長井秀和は単身ニューヨークに渡り、英語を身に付け、現地のコメディクラブでスタンダップコメディを披露するまでになっていた。ただ、ひとつのネタとしての楽曲が国境を越えてこれほどまでに多くの人に伝わったというのは、かつて一度もなかったことだ。

■「お笑い」もガラパゴス化している

 なぜ過去に例がなかったのかというと、そもそも、日本の芸人のほとんどは初めから海外を目指していないからだ。たとえ日本でやっていることをそのまま海外でやったとしても、あまり高くは評価してもらえないだろう、というのを彼らは本能的にわかっている。日本の芸人は日本人の客に満足しているし、日本人の客も日本の芸人に満足している。他の多くの産業と同じように、日本では「お笑い」もガラパゴス化している。

 なぜそうなるかといえば、日本のお笑いには十分な大きさのマーケットがあるからだ。1億2000万人を超える国民がいて、テレビの視聴者も大勢いる。テレビで名を上げれば、それなりの収入と地位が得られることは約束されている。だから、ほとんどの芸人は真っ先にそこを目指すし、それ以外の可能性は考えもしない。

 さらに言えば、お笑いというのは言語に対する依存度が高い。音楽や芸術ならば、言葉に頼らないので国境を越えられる可能性がある。しかし、言葉に頼る割合が高いお笑いという分野では、その面白さは日本語が通じる範囲でしか通用しない。

 ピコ太郎は、自ら世界進出を狙って当てたわけではないと思う。これは一種のまぐれ当たりだ。ただ、たとえまぐれであっても、こういうものがたまたま当たった、ということには意味がある。

 「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」は、短くてシンプルな歌ネタ。単純な英単語しか使われていないので、世界中の人が理解できる。言葉の壁を越えているうえに、短い尺に収めることで人々の間でその動画を紹介し合ったり、真似したりすることも気軽にできる。作り手のなにげないアイデアから生まれたパフォーマンスは、たまたま無駄をそぎ落とした世界標準のフォーマットになっていた。だからこそ、「PPAP」は海を越えたのだ。

大ブレークの鍵を握る人物

 もちろん、今回の大ブレークの鍵を握っているのは、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王という人物そのものだ。古坂はもともと爆笑問題やくりぃむしちゅーと近い世代の芸人だった。彼らの間では、昔から古坂は「天才」と言われてきた。どんな分野であれ、その道のプロが太鼓判を押すというのは相当なことだ。古坂には確実に笑いの才能があった。同世代の芸人たちは誰もがそれを認めていた。ただ、この才能は、テレビで売れるための才能とは別ものだったりする。そこに問題があった。

 古坂がネタをやっているところやしゃべっているところを見たことは何度かある。話す内容は面白いし、ギャグや動きにもキレがある。ただ、そんな彼の芸風を一言で言うと「異常なまでのマイペース」ということになる。サッカーで例えるなら、自分一人でドリブルして敵陣に走り込み、そのまま自分でシュートを決めてしまうタイプだ。

■今のバラエティはチームプレーが基本

 ただ、今のテレビバラエティでは、チームプレーが基本となっている。出演者同士で空気を読み合い、細かいパス回しをして、助け合いながらゴールを決めることが求められる。「ひな壇芸人」という言葉に象徴されているとおり、ひな壇に横並びになった芸人たちは、一丸となってそれぞれに与えられた役割をこなすことが重要だ。ひたすらわが道を行き、自分だけが目立ちたいというタイプの古坂は、そういう場所ではなかなか持ち味を生かしきれなかった。

 実際、ピコ太郎として10月19日の『スッキリ!!』(日本テレビ系)に出たときにも、彼はやや浮き足立っているように見えた。ピコ太郎というキャラクターの世界観を守り、自分のペースで奔放にジョークを飛ばしまくる彼を、歴戦の猛者であるMCの加藤浩次が何とかフォローしているような形になっていた。

 テレビに出て売れるためには、独特の才能が求められる。たとえ芸人であっても、単に面白いことが言えればいい、面白いネタができればいい、というものではない。面白いのはもちろん、愛すべきキャラクターを持っている人だけが、長きにわたって視聴者に受け入れてもらえる。テレビの視聴者は感覚的に出演者の良し悪しを判断している。それが視聴率という具体的な数字になって現れ、番組の命運を左右する。テレビで愛されない人はテレビに出ることはできない。古坂は長い間そこに居場所を見つけられないタイプの芸人だった。

 だが、インターネットの世界ではこの基準がガラリと変わる。ネットで見られる数十秒の短い動画に人間性を求める人はいない。ただ底抜けに楽しくて面白ければそれでいい。そこにピコ太郎の付け入る隙があった。目の前にあったリンゴにペンを刺したらたまたまひらめいた、と本人が語っている「PPAP」は、世界への扉を開く鍵の役目を果たした。ピコ太郎の成功自体は偶然かもしれない。ただ、規格外の才能を持った彼が世界で売れるのにはそれなりの必然があったのだ。

Yahoo!ニュース引用
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6218688

これでブレイクって言葉を使わなければ何がブレイクなのかわからんくらいブレイク中の「PPAP」!
世界的ブレイク真っ只中で、来年年明け早々に覚えている人どのくらいいるのかな!?
今は時間の流れが速すぎますから、次の一手が非常に重要です。
がんばれ、大魔王!笑

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