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独立リーグの「牛飼い球団」に、 なぜマニー・ラミレスが来ちゃうのか

      2017/01/14

 アメリカの野球ファンは、かつてよくこう口にしたものだった。「マニーはやっぱりマニーだ」と。「彼に対しては、そうとしか言いようがないんだ」とアメリカに住む私の友人も言う。

 気ままな言動と決して模範的とはいえない素行から、マニー・ラミレスがボストン・レッドソックスをリリースされ、ロサンゼルス・ドジャースに移籍したのは2008年。その翌年の夏、調整のためにプレーしたA級の試合でいきなり場外に叩き込んだ姿に、その友人はまたしてもそのセリフを吐かずにはいられなかった。

「オレにはマイナーでの調整なんていらねぇんだよ」と言わんばかりの一発を放ったマニーは、すぐに本来プレーすべき場であるメジャーへと戻っていった。しかし、その頃すでにマニーは往年の輝きを失っていたのも事実だ。そして2011年、マニーは開幕直後に引退を表明する。39歳だった。

 翌年、彼は再びフィールドに戻ってきたものの、シーズンの半分も続かず、自ら契約破棄を申し出た。しかし、それが”引退”ではなかったことは、そのオフに故国・ドミニカ共和国のウインターリーグに参加していることからも明らかだった。

 その翌年には、台湾プロ野球の義大に入団し、人気低迷に悩む台湾リーグの観客動員を一気に上向かせ、”マニー旋風”を巻き起こしたが、「家族との時間を大切にしたい」と、前期シーズン終了後に帰国し、テキサス・レンジャーズとマイナー契約を交わした。

 このときも、アメリカの野球ファンは「マニーはやっぱりマニーだ」と受け入れたが、もはやメジャーに彼の居場所はなかった。レンジャーズは彼の力量を見極めるとシーズン終了を待たずにリリース。それでも翌年、マニーはシカゴ・カブスとの契約にこぎつけるが、これもマイナー契約だった。3Aで打率.222、3本塁打のマニーを、カブスも戦力と見なすことができず、打撃コンサルタントという椅子を用意した。

 その後もウインターリーグに参加するなど、メジャー復帰を虎視眈々と狙っていたマニーだったが、これを最後にフィールドから姿を消した。

 そのマニーがフィールドに戻ってくる。しかも舞台は、日本の独立リーグだ。

 1月9日、マニー・ラミレスと四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスとの契約が合意に至ったというニュースが報じられ、野球ファンに衝撃が走った。昨年、ラミレス側から高知入りの希望が発信されたとのことだったが、これは四国アイランドリーグplusがここ数年行なっていたアメリカでのトライアウトをマニーが知ったことから始まったという。当初、突然の指名に戸惑いを見せた高知球団側も、来日3年目、日本語も話せるザック・コルビー内野手に交渉を担当させ、下準備ができた段階で球団オーナーとその弟の副社長が、ラミレスの自宅があるフロリダに出向いて最後の交渉を行なった。

 マニーはNPBへの”昇格”も視野に入れており、契約にはNPB球団から声がかかれば、途中で高知との契約を破棄できるという内容が付け加えられている。

 今シーズンで45歳になるが、アメリカのあるサイトでは、彼の活躍に太鼓判を押している。たしかに5年前の台湾での好成績を考えれば、台湾プロ野球よりレベルの落ちる日本の独立リーグで再び旋風を巻き起こすことは十分に期待できる。本人も「ずっとトレーニングを積んでいた」と言い、体は見事に引き締まっていた。

 不安があるとすればマニーの報酬だ。球団サイドは「思ったよりも安い額で合意できた」と言うように、これまでNPBでも考えられない高額な報酬を手にしてきた彼が、薄給で知られる独立リーグのギャラに我慢できるのだろうかという疑問が湧く。

 そもそも、なぜマニーは四国を選んだのか。その答えのヒントは、彼の故国・ドミニカにあるのかもしれない。ドミニカでは「男の子はバットとボールを抱えて生まれてくる」と言われるほど、野球が盛んな国だ。男の子が野球をするのは、この国では呼吸をするのと同義なのである。

「野球がしたかった」

 マニーは”現役復帰”の理由をシンプルにこう語る。そもそも彼にとって、今回のことは現役復帰ではないのだ。2年前のオフにカブスから指導者の打診を受け、これを了承したが、彼はひと言も「引退」の二文字は口にしていない。体が動く限り、受け入れてくれるチームがある限り、フィールドでプレーするのはドミニカンにとって当然のことなのだ。

 メジャーの舞台からは去ったものの、その後、数年の歳月を経てマイナーやウインターリーグで現役復帰を果たすドミニカンを数多く見てきた。マニーにとっては、その場所がたまたま四国であったにすぎない。
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 台湾のときとは違って、1シーズン腰を据えるつもりであることは、家族も一緒に来日する予定であることからもうかがえる。ちなみに、高知球団からのギャラは野球振興のために寄付するという。

「私自身がいちばん見たいですよ」

 球団オーナーの北古味鈴太郎(きたこみ・りんたろう)は、球団経営上のもくろみよりも、まずは自分自身が高揚していることを隠さない。高知ファイティングドッグスは、これまでにも伊良部秀輝や藤川球児といったメジャーリーガーを受け入れてきたが、メジャーでの実績は彼らの比ではない。

 高知は過去に存続問題が起きるなど、アイランドリーグでも指折りの”貧乏球団”だといわれる。少しでも経営の助けになればと、牛を飼ったり、米や野菜などを作ったりもしている。

 その一方で、野球の国際普及にも力を注ぎ、ドミニカやベネズエラ、アメリカといった野球強豪国から助っ人として外国人選手を受け入れるだけでなく、アフリカやブラジルから未熟な選手を受け入れ、育てている。

 いわば高知ファイティングドッグスとは、世界中から野球好きが集まる大家族なのである。その大家族にマニーが加わる。彼も、ほかの選手たちと同じように田んぼや畑に入り、米や野菜を収穫するのだろうか。メジャーの大スターだった選手がそんなことを……と思ってしまうのだが、彼ならするかもしれない。

 だって、「マニーはやっぱりマニーだから……」。

Yahoo!ニュース引用
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170112-00010002-sportiva-base&p=2

決まったみたいですね。
マニーがNPBに昇格してくれれば、大きなニュースとなり注目を集めることでしょう!
まずは独立リーグで活躍してもらって、、、日本プロ野球を盛り上げてもらいたい!

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