イベントやセミナーなど、大勢の人と交流するビジネスの場面で、「面識はあるけれども名前を思い出せない」という経験を一度はしたことがあると思います。そんな時、どうすればうまく乗り切ることができるでしょうか。「接客のプロ」は「まずは自分から名乗ってみては」とアドバイスします。
交流会で見覚えがある人に出会ったが…
《若手の交流会に参加したら、見覚えはあるけれどどうしても名前が思い出せない人に話しかけられてしまった……! この状況、どう乗り切るのが正解?》
このような場面は、ビジネスに限らずにありますよね。適当な名前で呼びかけるわけにもいかないし。では、どう対処するのが適切なのか。人材育成会社でコンサルタントを務めている星かおりさんに話を聞きました。星さんはかつて大手航空会社のキャビンアテンダント(CA)を務めた、まさに「接客のプロ」です。
相手の名前を思い出せない場合、星さんはまず「自分から名乗ること」を提案します。
「例えば、『○○の○○ですが…』と先に言ってしまうと、向こうも『○○です』と自分のことを話すことがよくあります。それで相手の名前や所属などをもう一回スムーズに聞き出せるわけです」
「認識している」と伝える
しかし、名乗るタイミングを逃し、雑談が始まってしまうこともあります。そういう時は、「覚えている情報をフル活用して、あなたのことをきちんと認識していると伝えることも大事です」と星さん。
「重要なのは、真摯な熱意です。あなたのことは覚えているということが伝われば、名前を忘れていたことが途中で分かってしまっても、印象の悪さは軽減できるかもしれません」
CA時代のテクニック
「なかなかビジネスの場面では難しいかもしれませんが……」と前置きした上で、星さんはCA時代のエピソードも話してくれました。
「ファーストクラスのお客様は名前を呼んで接客をするのですが、どうしても思い出せない時には、エンジンの騒音に合わせて、『様』の音を強調してごまかすことがありました」
パーティーなど使える場所は限られるかもしれませんが、「様」や「さん」という敬称を強調することで乗り切ることができるかもしれません。
王道は率直に名前を聞くこと
このように、名前を失念した時に乗り切る方法があるとはいえ、「最もいいのは、やはり率直に名前を聞くことでしょう」と星さん。
「テクニックを使うのにもタイミングがあり、会話が進めば進むほど、相手の方に名前を聞きにくくなりますので、無難なのは早い段階で名前を忘れてしまった失礼をお詫びした方がいいです。これまでの経験からいうと、『大変失礼ですが、お名前をもう一度教えていただけないでしょうか』と早いうちに打ち明けるのがベストかもしれません」
Yahoo!ニュース引用
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171030-00000003-withnews-bus_all
【newscollege管理人コメント】
あるなぁ~名前を忘れてしまうことって、でも顔は覚えているパティーン。
自分は正直に聞くってのが良いかな。
相手の名前聞く前に自分が名乗ることも凄い大事ですね。名乗った上で正直に聞く。これですね!
聞けない状態だったら聞かないままのパティーンも多いですけどね。笑笑笑