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傷口を縫い合わせるのはもう古い、手早く装着できる次世代の絆創膏「microMend」

      2017/11/18

すばやくて、綺麗に治ってる。

手術後などのタイミングで傷口をふさぐ際には、縫合や医療用ステープラーといった手法が使われますが、同じような作用ながら絆創膏のように簡単につけられ、メリットも多い革新的な器具が開発されました。microMendと呼ばれるこの器具は、 すでに臨床研究でいい結果を出しています。

microMendの形状は薄い粘着性の細長いテープの両端に小さな「microstaples」が2列ずつ並んでいるというもの。これを貼るには、看護師または医師が傷口を挟んで並行になるように、傷口をはさんで片側ずつのせてmicrostaplesを皮膚に差し込みます。どうやらその際に痛みはないようですが、まあケガを負っている状態ならそのくらい痛いと感じないのかもしれません。

microstaplesは数ミリ間隔できっちりと配置されているので隙間はほとんどなく、感染や炎症、傷跡が残る可能性は減ります。また針を必要としないので、伝染性の感染が減るだけでなく、衛生面で神経質な人にとっても安心です。microMendの貼り方は絆創膏を貼る処置と似ているので、傷口全体にかかる張力はいっぽうに偏ることはありません。また、傷口がまるごと覆われるので、縫合や医療用ステープラーを使った処置のように医療用テープなどを重ねる必要もそれほどないとのこと。場合によっては医者から患者自身がわざわざ通院せず、自宅ではがせることもあるんだそう。

microMendを発明して開発したのは、シアトルを拠点とするスタートアップ企業KitoTech MedicalのCEO、Ron Berenson博士。彼は医療技術の起業家で、同社以外にもAequus BiopharmaとHemaQuest Pharmaceuticalsなどいくつかのスタートアップを興しています。医療系メディアMedGadgetのCici Zhou記者の報道によれば、KitoTechはこの器具のデザインを完成させ、製造会社を集め、いくつもの臨床試験を終えたとのこと。

人間のそれによく似た皮膚を持つブタに行なった研究では、microMendは傷口をふさぐことにおいて縫合と同じくらい効果的であり、12cm(4.7インチ)の外科的切開を閉じるために使ったときには「整形的に優れた仕上がり」を実証しました。人間に対して行なった臨床試験では、microMendは縫合の3倍速い時間でつけることができ、事例の90%において医療従事者と患者の双方が縫合や医療用ステープラーよりもこの器具を好みました。患者たち曰く、縫合よりも装着と取り外しがラクで、治療の促進においてよい仕事をしたとのこと。

microMendの使用は、元々はスピードと整形的に優れた仕上がりが要求される皮膚科と形成手術に焦点を当てていましたが、緊急時や血管、脊髄、そして腹腔鏡手術などの分野にも使えるとBerenson博士は指摘しています。また、縫合を行うには皮膚が弱すぎることがある高齢者にも適しています。ですが、特にギザギザな傷、感染部位、脇の下や鼠径部などの湿潤な部位や有毛皮膚への使用は推奨されていないとのこと。

臨床試験は今も続行中ではあるものの、microMendはつい最近American Society for Dermatological Surgeryの年次総会で展示され、肯定的な批評を得ました。これが縫合と医療用ステープラーにまるっきり代わるわけではありませんが、より簡単につけられ、負担も軽く、回復のスピードも早いとなれば、こういった昔からの医療技術に頼る機会を劇的に減らせるかもしれません。

Yahoo!ニュース引用
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00010004-giz-sctch&p=2

【newscollege管理人コメント】
医療の世界の日進月歩には目を見張るものがありますね。

合理的に、簡潔に、安全に、傷を縫合出来るとなれば、素晴らしいことですよね。

はよ医療の現場で使用出来るようになるとよいな。

お医者さんの負担も減ることになると思うので、更に良いよね^^

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