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子どもに「学校どうだった?」と聞いてはいけない!?

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小学校に入ると、子どもの普段の学校生活を知る機会は参観日くらいしかなくなります。学校は楽しいのかな、お友達はできたかな、誰とどんなことをして遊んでいるのかな、と気になるけれど、子どもに聞いてみても、たいした答えが返ってこない。そんなことはありませんか。

◆「きょう学校どうだった?」と聞いていませんか?
学校でどんなことがあったのか、どんなことでもいいから話してほしい。そんな気持ちから発する「きょう学校どうだった?」ですが、こんな答えが返ってきているのではないでしょうか。

「普通だよ」
「別になにも」

親は思います。そんなことはないはず。でも、子どもは、こんなふうに思っているのかもしれません。

「普通だよ(授業と休み時間と給食があったよ)」
「別になにも(変わったことはなかったよ。校舎も校庭も)」

そう。「学校どうだった?」というのは、子どもにとっては何を聞かれているのか、何を答えればいいのかよくわからない「範囲が広すぎる質問」なのです。

「最近、どうよ?」という質問に近いかもしれません。「最近、どう?」と聞かれても、体調のことを聞かれているのか、仕事のことを聞かれているのか、趣味のことなのか、はたまた家族関係なのか、わかりませんよね。

「きょう学校どうだった?」「別に」というのは、「最近どう?」「まあまあかな」というやりとりと同じようなものなのです。

「忘れた」という答えが返ってきて「え、きょうのことをもう忘れたの? そんなはずないでしょ!」と思うこともあるかもしれません。

でもこれは、記憶障害などではなく「答えるのが面倒くさい」であることが多いようです。新しいことを日々習う学校。子ども同士の関係性も日々めまぐるしく変化しています。その中から、親が喜びそうな話題を見つけて、話して“あげる”のは、面倒くさいものなのです。

◆質問を使い分ける
ではここで、子どもがもっと話したくなる「質問の仕方」をマスターしましょう。

私たちカウンセラーは、YesかNoで答えられる「クローズド・クエスチョン」と、答えを限定しない「オープン・クエスチョン」の、2つの質問を使いながら、相手の話を引き出していきます。

「きょう学校楽しかった?」は、クローズド・クエスチョン、
「きょう学校どうだった?」は、オープン・クエスチョン。

クローズド・クエスチョン(CQ)は、答えやすく、短時間で多くの情報を得ることができます。しかし、話が広がらず、会話がすぐに終わってしまうのが難点です。「学校楽しかった?」「楽しかったよ」「給食おいしかった?」「おいしかったよ」という感じですね。

一方、オープン・クエスチョン(OQ)は、うまく使うと、話題が展開していき、盛り上がります。しかし、範囲が広すぎると答えにくくなるので、場面を限定して、

「給食おいしかった?(CQ)」
「おいしかったよ」
「何がいちばんおいしかった?(OQ)」
「ハンバーグかなあ」
「おうちのハンバーグと違った?(CQ)」
「違ったよ」
「どんなふうに違った?(OQ)」

というふうに、クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョンを組み合わせると、色々な話が聞けるようになるでしょう。

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