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臨時休校、給食停止で牛乳どうなる? 新型肺炎で影響深刻

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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、小中高校の臨時休校が2日始まったが、学校給食の影響も深刻だ。1カ月前までにメニューを決めて食材の発注などを行うのが通常で、突然の停止による多額の損害が発生する恐れがある。供給先を失った食材の納入業者や農家は、対応に追われている。(鈴木俊輔 入沢亮輔)

「給食が止まった分の別の販売先を探している状況だ。どれだけのキャンセルが出るかまだ見通せない」

 近畿6府県で生産された牛乳を販売する近畿生乳販売農業協同組合連合会(近畿生乳販連)の担当者は話す。

 学校給食で毎日提供される牛乳。農林水産省の統計によると、全国で飲用として出荷される牛乳のうち、給食用が約1割を占める。昨年は、3月だけで全国で2万2135キロリットル。牛乳は長期間の保存が難しく、給食への出荷を見込んでいた牛乳の販売先を確保することは死活問題だ。

 すでにメーカーからのキャンセルも出始めており、近畿生乳販連の担当者は「バターやチーズなど乳製品に加工するにも、工場数に限度がある。今後、酪農家に影響が出てくる可能性もある」と語る。

 給食では、牛乳に限らず一定量の食材を定期的に購入するため、影響は大きい。大阪府東大阪市の小学校に野菜や米を納めるJAグリーン大阪の担当者は「給食用の出荷を見込んで生産している野菜もある。休校が長引けば、より大きな影響が出るだろう」。

 すでに3月の給食用として納品や発注を終えているケースも多く、納品された給食用の食材を一般客に市価より安く販売する動きも出ている。

 水戸市では納豆メーカーが2月29日、納入できなくなった給食用納豆約千個を本店の買い物客に配布。愛知県一宮市では2日午前、給食用だった野菜や果物の販売会を開き、数時間で完売となった。

 食べ物が無駄に捨てられる「食品ロス」の問題に詳しい愛知工業大の小林富雄教授は「突発的な事態なので給食の停止は仕方ない」とした上で、「感染拡大には気を配りながら、必要な人に余った食品が渡る方策を考える必要がある。食品ロスへの意識を高める契機にもしてほしい」と話している。
ヤフーニュース引用







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